全日本F3選手権第10戦の公式予選が8月3日、ツインリンクもてぎで行われ、#36中山雄一(トムス)が1'45.138を記録してポールポジションを獲得した。
Nクラスは#23高星明誠(NDDP)が1'48.661でトップだった。
公式予選は午前9時45分より10分間で行われた。
ランキングトップの中山は今週末も2日の専有走行から好調を維持しており、この予選でも計測2周目でいきなり金曜日のベストタイム(1'45.876)を上回る1'45.612を記録すると、次のアタックでは1'45.138まで一気にタイムを縮めて今季9度目のポールポジションを獲得した。
2番手には#2野尻智紀(戸田レーシング)、3番手には#50千代勝正(B-MAX)と戸田エンジン勢がつけ、専有走行で中山に継ぐタイムを連発していた#37勝田貴元(トムス)は4位に終わっている。
Nクラスは金曜日の走行で#38ナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)が高星を上回るタイムを記録していたものの、公式予選では0.238秒差で高星がクラストップの座を守った。
第10戦決勝はこのあと午後3時50分より14周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIROPhoto: Motorsports Forum